コンドミニアム利用についての基礎知識

(1)コンドミニアムとは?

コンドミニアムはいわゆるキッチン/家具/生活用品等備え付けの賃貸マンションで、自由に食生活をおくることができ、またリビングルームやダイニングスペースなどゆったりとした空間があります。 物件/料金もエコノミーからデラックスまで幅広く、長期滞在はもちろんのこと、ホテル滞在ではスイートルームでしか実現できないようなゆったりとしたスペースで家族旅行やグループ旅行にもぴったりです。 一般にバケーションレンタルといわれるコテージや一軒家、アパートメントも同様です。
コンドミニアムは各部屋とも所有者や管理会社が異なる為、料金体系/料金に含まれるサービス/ルームキーの受け取り方法なども異なります。 例えば同じコンドミニアムでも部屋によりホテル並みのメイドサービス(毎日のタオル交換やそうじ、ベッドメイキングなど)をつけてレンタルしていたり、メイドサービスを省いてレンタルをしている場合もあり、その場合当然後者のほうが料金がグンとお得になります。 当社では現地手配ならでの足回りをいかし、すべての旅行スタイルにあわせて物件をご紹介します。 バケーションレンタルや一部のコンドミニアムに必要となる繁雑な契約書の翻訳や、ご出発前の懇切丁寧なご案内だけでなく、現地ご到着後もお部屋でのトラブルや質問などがありましたらお気軽にご連絡ください。

お部屋の備品と使い方について(メイドサービスのついていない部屋の場合)

キッチン用具はもちろんのこと、ほとんどの場合バスタオル/タオル/せっけんはついています。 備え付けのトイレットペーパーや洗剤類などの消耗品は、使いきって新たに必要になった時点でご自身で調達することになります。 ごみすてやそうじ、洗濯、ベッドメイキングなどももちろん自分で。シャンプー、コンディショナー、ボディシャンプー、ヘアドライヤーはないことがほとんどなので、ご持参ください。せっかくのバケーション、ベッドメイキングやそうじなんて冗談じゃないという方で”お金に余裕のある方”は、メイドサービス付きのお部屋や物件、または必要に応じてのメイドサービスの手配できますのでお問い合わせください。

キッチン用具は何が備え付けられているの?

フルキッチンの場合には、冷蔵庫、電子レンジ、オーブン付コンロ、コーヒーメーカー、トースター、ディッシュウオッシャー、そしてもちろん鍋や食器もそろっています。まれに簡易キッチン(キチネットと呼ばれる簡易キッチンでワンルームタイプに多い)の部屋もありますが、その場合には冷蔵庫、電子レンジ、コーヒーメーカーやトースターだけの場合もあります。調理器具はたいていのものはそろっていますが、日本のキッチンには当り前にある菜箸やおろし金などのようなものはない場合もありますが、どうしても必要な場合にはこれらはスーパーなど(K-Mart, Walmart, LongsDrugsなど)で手にいれられます。
そして日本人にとって重要な炊飯器!ー部屋によって備え付けられている場合とない場合があります。マウイ島のコンドミニアムについては事前に炊飯器をリクエストできたり、またはコンドミニアムで調達できない場合にはマウイドリームバケーションズにてお貸しできます。カウアイ島やハワイ島などで炊飯器がないコンドミニアムもありますが、その場合には鍋で炊いてみましょう。実はとても簡単で、まず正しく水加減をし(お米と同量のお水をいれる)、蓋をして、強火にかけ、ボコボコと沸騰したらすぐに弱火にしてそのまま約20分で簡単に炊き上がります。

コンドミニアムのベッドタイプについて

当然のことながらここはアメリカで寝具はベッド、日本の宿のようにふとんが敷ければ何人でも宿泊オーケーというわけにはいきません。 また消防法の規定が厳しい為、定員以上でのご利用は受け付けません。 管理人に見つかると、即レンタル中止となり追いだされることもあります。  各部屋のタイプごとのベッドは通常は以下のようになっています。(部屋によって異なり、例外もあります。) クイーンサイズやキングサイズベッド、引きだし式ソファベッドは2名使用として(カップルであれば全く問題ないですが。。。)カウントされていますので、グループでのご利用の場合には部屋割りや仲間うちでのベッドの使い方とお部屋のベッドの数などをよく考慮して納得した上で部屋タイプをご予約ください。

1ベッドルームの場合:1クイーンまたはキングサイズベッド/1ソファベッド(リビングルーム) 定員2名、ソファベッドの利用で最大4名までは可
2ベッドルームの場合:1クイーンまたはキングサイズベッド、2シングルベッド(または1クイーンベッド)、1ソファベッド(リビングルーム)定員4名、ソファベッドの利用で最大6名までは可
3ベッドルームの場合:2クイーンベッド、2ツインベッド、1ソファベッド(リビングルーム) 定員6名、ソファベッドの利用で最大8名までは可

セキュリティデポジットについて

日本でいう敷金のようなもので、室内備品の盗難、破損、紛失または過度な汚れやごみなどの大量放置などにより通常の範囲を超えたクリーニングの必要性が発生した場合、その分は弁償としてセキュリティデポジットより差し引かれます。 滞在中、室内の電話にてご利用された長距離電話代、国際電話代も差し引かれます。 セキュリティデポジットはたいがいはお客様のクレジットカード情報にて代用され、ご利用後上記の支払い義務が発生した場合にはクレジットカードへご請求されることになります。 コンドミニアムステイの場合には、慣れないキッチン回りを中心に破損もおこりがち、各部屋ともオーナーが大切にしている部屋です。 自分の家と同じように大切に使いましょう。

(よくある請求例)
*ルームキーの紛失、未返却
*なべをまるコゲにしてしまった
*ガラスのテーブルを割った(座ったか、ワインの栓をぬいたときに勢いあまって当たってしまった)
*コーヒーメーカーのガラスを壊してしまった
*天井ファンの電球または羽を破損(サーフボードが当たってしまった)
*電気スタンドを誤って床に落として割ってしまった
*椅子ごと倒れて(?)壁に穴をあけてしまった(稀な例ですがこういう方もいらっしゃいました、怪我されなかったのが幸い)
*バスタオルやビーチタオルの紛失
*ソファやいす、じゅうたん、寝具などに液体や食べ物をこぼしシミがついてしまった(小さなお子様連れの方は大変ですがご注意を!)
*ディスポーザーに骨や果物の皮、玉子の殻、紙などをいれて、故障!(ディスポーザーは便利ですがなんでもかんでもはいれられません!)
*キッチンカウンターに熱い鍋を置いて焦がしてしまい、カウンターごと全交換(これは不注意に熱いものを置いたりしてうっかりしてしまう過ち、弁償代はかなり高くつくので注意!)
*コンドミニアムは全室禁煙です。禁煙部屋で喫煙されますと高額のクリーニング代と消臭代が請求されます
*(最後に気をつけて!)食器やキッチン備品を洗わずにそのまま放置、クローゼットにはいっているタオルやシーツ類をすべて取り出し洗わずにそのまま洗濯物の大量放置、ゴミや食料品の大量放置、ラナイにバーベキューグリルがある部屋の場合でバーベキューグリルの使いっぱなし(残骸の放置など)はNGです。通常の範囲を超えた清掃料として高い請求チャージがきます。
ここまで書くとだんだん不安になってくるかもしれませんが、個人所有の別荘を使わせていただいているという気持ちでご自宅同様ご自身のモノを取り扱うつもりで普通に気をつけて最後も完璧である必要はありませんが普通にきれいに整頓して片付けていけば大丈夫です。 実際、今まで当社でお世話させていただいたお客さまで備品の弁償が発生したのは1%以下です。

室内のインターネット利用について

近年はほとんどのお部屋はWIFI接続ができるようになっていますが、ご予約時にご確認ください。

(2)生活用品の調達について

日本の食材は手にはいりますか?

米、みそ、しょうゆ、みりん、酒、トンカツソース、のり、ふりかけ、中華三昧 などのインスタントラーメン、カレールウ、そば(乾めん)、そうめん、とうふなどの基本的な ものは普通のスーパーマーケットのOriental Foodコーナーにあります。 ただし、 メーカーやブランドはかなり限られています。
お米をこちらで買うときは値段が一番高いもの(Tamanishiki玉錦, Nozomi望、Nishiki錦 など)を買うとよいです。一番安いお米は美味しくないです(笑)。
いずれにしてもどうしてもブランドや種類にこだわりがある人は日本から持ってきたほうがよいでしょう。

赤ちゃん連れなのですが、オムツはそちらで買えますか? 離乳食やミルクは?

オムツはパンパースはじめいろいろありますので、こちらでどこのスーパーマーケットでも問題なく購入できます。 離乳食やミルクももちろんありますが、当然のことながら日本と同じものはありませんので、短期間の滞在の場合には日本で慣れているものを持ってきたほうがよいでしょう。

サングラス、ビーチサンダル、ござ、アイスボックスや浮き袋などは買えますか?

もちろんすぐ買えます。たいがいの普通のスーパーマーケットでも置いてありますが、カフルイ空港近くのWalmart(品揃えはこちらのほうがオススメ)、Longs Drugsなどで調達するといいです。
滞在中毎日ビーチへ通うなどで、しっかりしたプラスチック製アイスボックスが必要な場合にはマウイドリームバケーションズにて有料でレンタル(マウイ島のみ)できます。

(3)レンタカーについて

レンタカーの必要性
特にネイバーアイランド(マウイ島/ハワイ島/カウアイ島)を存分に自由に歩き回るためにはレンタカーが必須です。 コンドミニアムステイの場合は食料の買いだしということもありますので、宿泊施設を幅広い範囲から選ぶためにもぜひレンタカーを! とはいうもののレンタカーはできないけど、コンドミニアムに滞在したい。。。という方でも大丈夫!宿のチョイスは少なくなりますが、レンタカーがなくても大丈夫な物件をご紹介しますので、ぜひご相談ください!

ハワイ州(オアフ島は除く)では国際免許証が必要です!

ハワイ州主要レンタカー会社の規定では、日本の免許証と国際免許証の両方が必要です。尚、国際免許証(=International Drivers’ licence permit) のみの携帯は、無免許とみなされます。国際免許証は正しくは国際免許許可証であり外国の運転免許証での運転を許可するもので、それ自体は免許証ではありません。特にネイバーアイランドでは、日本の免許証のみで運良く車が借りられたとしても、事故や検問の場合は、国際免許証をもっていないと手間取ることになります。理由は簡単、警察官は日本語が読めないからです。
”いやいや、国際免許がなくても借りられたよ!”と言っている方がまわりにいらっしゃるかもしれませんが、その場合はたまたま逃れることができただけだと思っていただいたほうがよいでしょう。 少なくともハワイ州の主要レンタカー会社の規定では 日本の免許証と国際免許証の両方が必要ということになっています。(補足:いずれのレンタカー会社もアメリカ国外で発行された免許証については”英語で記載”してあるもの以外は、国際免許証が必要。)。楽しいバケーション中のトラブルを最小限に回避する為には、規則は守りリスクははらないほうが得策かと思います。

こちらに現地事情や役に立つ情報も記してありますのでレンタカーをされる方はぜひチェックしてください

レンタカーを借りるときの心構えと注意(現地であわてない為に)、国際免許は必要?ガソリンの入れ方、注意!車の鍵を濡らすとエンジンかからずおおごとになる!、車のアップグレイド?NOと言わないと高額請求! お子様連れの方へ(カーシートのことや12歳以下の後部座席)など→レンタカーを借りるときの心構えと注意(現地であわてない為に最初に知っておけば大丈夫!)

(4)旅行プランにあたりちょっとした情報

*混雑時期:
=クリスマスホリデイシーズン 12/15から1/4
(年間最大の混雑時期は、まずレンタカーが売りきれ、宿は安いものからなくなります。 自由旅行や格安旅行を計画している方はレンタカーがないと、格安宿の選択肢はぐんとせばまってしまいます。)
=サマーピーク7月末から8月10日頃までが最もピーク
=独立記念日7/3から7/5の週(6月最後の週から要注意!)
=スプリングブレイク 3/20から28あたりの週
以上細かい時期の特徴をあげましたが、大きく分けて12月のクリスマスシーズンから3月いっぱいまではアメリカ本土/ヨーロッパからの避寒客によりハワイは繁忙期(特に2月は最も混みあう時期)、コンドミニアムもハイシーズン料金となっています。